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Chapter9:ランドセルのフィッティング
~ランドセル選び方WEB講座~

 ランドセルに2㎏(5時限分の教材の重さ)の荷重負荷を掛けることで、お子さんの歩行姿勢や仕草から負荷の掛かり具合を判断します。

これが、ランドセルの正しい背負い方を見分ける方法です。

※ランドセルフィッティングには、専門知識と経験が必要になります※

小学校入学時から2、3年は成長過程の大切な身体です。この時期に大きな負荷を掛けることは、将来腰痛などを引き起こす要因にもなります。

「脱ゆとり教育」は教材を増やし、ランドセルを大型化させました。

「少子化問題」は小学校の統廃合を生み、通学時間は住環境によって大幅に増加しました。

身体に負担のかかる環境下で、お子さんに負担の少ないランドセルをアドバイスする。これが、真のフィッティング販売です。

 

□ メーカー別の機能差はあるか?

 機能ベルトのテーマは、後方に引かれる負荷をいかに打ち消すかなんです。この点だけで判断すると各社の構造・機構による差はあります。

しかし、後方荷重を打ち消した後の荷重負荷をどのように軽減するかが次のテーマになります。

特定の部位に負荷が掛かれば重さを感じますが、この負荷を全体に分散する事で軽減する(荷重分散)ことができます。 

ランドセルの荷重を分散できるのはベルトと背面のみです。

それにより製品の「ベルト形状・状態」、「背面の形状」、「背面の長さ」が重要になります。

使用するお子さんの体型にフィットすることで負荷が軽減され、自然な歩行姿勢になります。

体型によりますが、どのメーカーでもフィットする子もいますし、また特定メーカーや製品に限定されるケースもあります。

 

 □サポート機能ベルト:同じ「ブランド」の機能ベルトは全て同じなの!?

Chapter 5でも記しました。ベルト自体は同じでも、お子様の負荷軽減を心配されるのであれば

「背面形状」「背面長」とお子さんの体型を一対で考えるべきです。

 ベルトが体型に合っていても、その他の部位がフィットしていなければ、歩行姿勢が悪くなり、大きな負荷が掛かっていると判断します。

その為フィッティングでフィットしたモデルが、他社扱いの同一ベルトモデルでも負荷が掛かる可能性は否めません。

同一ブランドでも「背面形状」の違いで答えが異なる場合もあります。

それは、フィッティングでチェックしたモデルとお子さんの体型を一対で検討しているためです。


 

□ はじめのベルト

ランドセルに負荷を掛けると後方に引かれ、側胸部に荷重が集中すると前述しました。

成長前のお子さんにとって、この荷重負荷は大きな負担となります。

思い出してください! お父さんもお母さんも小学校低学年の頃、ランドセルのベルトに指を無意識に入れていたことありませんか?

これは、指を入れることで側胸部に掛かる負荷をやわらげる仕草です。大人でも2㎏の負荷を掛けて背負うと大きな負担を感じます。

それでも耐えられない負担ではありません。それは大人の成長した筋力や骨格が支えているからです。

大人の筋力と入学前のお子さんの筋力・体力差を計算すると平均でも3倍以上あります。

よって大人がお子さんの感じている負荷を体感するには、6kg以上の負荷が必要になります。

□ 成長してからの負担はあるの?

入学時に感じていた側胸部の負荷は、中・高学年になるとその指を外すようになります。

側胸部に掛かる負荷は同じですが、入学後身体の成長と共に筋力もつき、その負荷に耐える力がついた証です。

厳密には負担がありますが、身体の成長がその負担を軽微なものにします。

一番注意した方がいいのは、1―2年生の小柄な身体に負担を掛けない事ではないでしょうか?

□ 体感による重さの違いはあるの?

重いランドセル=負担が大きい」と説明している店舗・メーカーも多く、そイメージが定着した親御さんが多数おられます。

これは間違った認識による、大きな誤解です。

「天使のはね」「フィットちゃん」等、後方荷重を打ち消すサポート機構を備えたベルトは体感を軽くする最低条件ですが、

それだけでは十分ではありません。

 体感を軽くするためにはこのようなサポート機構ベルトに加えて、お子さんの体型にフィットするランドセルが必要不可欠になります。

これを唱えているのはフィッティング販売を実践する店舗のみです。

 

実際に、体験してみませんか?」

旧型ランドセル (A4サイズ800g)  

VS

新型ランドセル (A4フラットファイルサイズ 1300g)

 

体験された方全員が「軽いのは①、体感で軽いのは②」とお答えになります。

論より証拠!!「ランドセル選び無料セミナー」でぜひ体感してください。 


 

□ 販売スタイル

natunal baseは、基本的にお子さんの身体の負担軽減を第一に考えてこの販売方法を実践してきました。

この手法ではブランドの優先順位はありません。フィットして負荷の少ないモデルがおすすめ商品ですが、

お客様のご希望を叶えるために、入学時の体型を想定した商品も選択肢に入れるようにしています。

お客様が望まなければ「ブランド・色・デザイン」優先で選んでいただいて問題ありません。

フィッティングの重要性が理解できた方の多くは、180度答えが変わっています。

フィッティング販売は、基本的にマンツーマンの接客になります。その為一般的な販売よりも時間を必要とします。

最盛期は、お待ち頂くこともありますことをご了承ください。事前のご予約をいただければ、待ち時間も少なくなると思います。

 

 購入時期のおすすめ

入学前のお子さんの体型は個人差があります。成長具合も同様です。

年長さんになったばかりの4―6月期は小柄な子供が多く、体型にフィットするランドセルが限定されることが少なくありません。

この時期は入学時の体型を想定しておすすめ商品を選んでいます。

 お子さんの身体が小柄で天然皮革にこだわりがなく、人工皮革のデザイン系ランドセルをご希望なら、6月以降がおすすめ時期です。

身長が小さく(105cm以下)、体型も細い場合は無理をせず、夏休み以降に来店された方が選択肢も広がります。

 

4〜6月期:天然皮革(牛革・コードバン等)モデル中心の販売です。

天然皮革製品にこだわるのであれば、この時期を逃してはいけません。小柄なお子さんにもフィットするモデルを取り揃えています。

6〜8月期:人工皮革(クラリーノ(R)等)モデルの新商品が、整うのがこの時期です。

女の子は、夏休み前が一番商品が充実している時期です。男の子は、この時期以降でも比較的心配はありません。

10月期以降:来年度モデルが、発表される時期です。

また、非継続モデルも同時に決まりますので、お財布にやさしいアウトレット品をゲットするチャンスかもしれません。

アウトレット品に関しても、フィッティングに手抜かりはありませんので、安心してお求めいただけます。

 

□ ランドセル選びの無料セミナー

 「パパ・ママさんのための失敗しないランドセル選び無料セミナー」を実施しています。

お気軽にお問合わせください。

「重さ」に関する誤解!

「ベルト形状の違い」の認識!

「背面パッドの形状」の認識! 

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ランドセル市場の常識がかわります。

完全予約制のためママ友さん同士お誘いあわせの上、ふるってご参加ください。

親御さんの「ランドセルの選び」の迷いを解消するためのセミナーですので、お子さんの同伴でなくても構いません。

時折、全メーカーのカタログを収集し、インターネットも隅々まで読破したお母さんがいらっしゃいます。

それで何を選んでいいのか分からず、迷路にはまって次々と質問をされます。そんな時は決まってこう言います。

「ママさん、ひとまず製品のスペック・ブランドを全て忘れてください!」と、疑問・悩みの交通整理をいたします。

フィッティングによって、今までの疑問が解消されると思いますよ。

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